2022/07/02 (更新日:2022/07/02)
当院独自のオスグッド・シュラッター病の治療について
成長期の少年に起こりやすいスポーツ障害の1つとされており、特にサッカー、陸上、バスケットボール、バレーボールなど、跳ねたり、ボールを蹴ったりする動作を行う競技でよく起こります。
小学校高学年~中学生(10歳~15歳頃)に発症することが多く、女子よりも男子に多くみられます。
一般的には成長期が過ぎると自然とよくなる病気で、痛みがなくなればスポーツを再開することも可能です。
症状
脛骨粗面の隆起と痛み、腫れ、患部が熱を持つ
痛みは膝を動かすと現れ、休んでいるときは和らぐことが多いです。
また、一般的に症状は片脚にだけみられます。
一般的な治療法等
オスグッド・シュラッター病は成長期に一時的にみられる病気であり、通常は成長とともに自然と治癒することが多いと言われています。
なので経過観察をすることがあります。
更に、症状の悪化を防ぐために大腿四頭筋のストレッチングや患部のアイスマッサージを行います。
痛みが強いときは、痛み止めの内服や湿布を使用することもあります。
過去に当院に来院されたオスグッド・シュラッター病の患者さんの悩みとして
安静にして痛みが減ってもまた運動を再開すると痛みが出てくる
太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチをすると膝が痛い
病院や他の整骨院で膝周りを治療してもらっても良くならなかった
などがありました。
当院では、総院長が過去3回海外での解剖実習で身体の構造を研究した経験を経て、オスグッド・シュラッター病に対して独自の理論を持って施術しております。