2021/12/22 (更新日:2021/12/22)
オスグッドシュラッター病とは?
先日、成長期に起こる『オスグッド・シュラッター病』で悩んでいる知人のお子さんがいると相談を受けました。
そこで今回はオスグッド病とはどんなケガなのかについて書いていこうと思います。
オスグッド病とは、運動を行う事で脛骨粗面(お皿の下の骨)が徐々に突出し、運動時に痛みが出てくるケガです。
休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると、発生します。
原因は、大腿四頭筋というもも前の筋肉が腱を介して脛骨粗面を牽引するために、成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。
成長期の一過性の病気で、成長が終了すると、多くは治癒します。この時期はスポーツを控えることが大切です。
上記の症状を強くさせないためには、一般的には大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、内服や湿布をします。
ただ、傾向としてこのケアで良くなるケースは少ないです。
当院では髙子総院長がハワイ大学で2度にわたる解剖実習を行った事で発見した独自の見解の元、オスグッドの治療を致します。
それにより、多くの学生が早期のスポーツ復帰をする事ができています。
・休んでもなかなか痛みが引かない
・他の医療機関に行ってもなかなか良くならない
そんなお悩みをもつ親御さんがいましたらいつでもご相談ください!